2012年04月12日
一見、普通の総2階建てに見えますが、良くみると細かなデザインが施されているプロバンス風のお住まい。それがＫ様邸です。外観はオフホワイトの壁に欧風瓦でやわらかなイメージとし、窓部やバルコニーにロートアイアンをあしらって伝統的な味わいを醸し出しています。玄関ドア前のポーチはアーチ型。古きヨーロッパの家の味わいです。
室内も細部にこだわった仕上がり。一部露出させた梁から下がる照明や、２階段と２階ホールの手すりにあしらった瓦材など、見せ方や使い方に工夫を凝らしています。建具、キッチンはアメリカからの輸入品。木をふんだんに使っているので、年月を経るごとに味わいが増す喜びを感じられます。
２階はホールを中心に、各居室に放射状にアクセスする間取り。無駄な廊下を配置することなく、効率的な動線を描く構造は暮らしやすさを重点的に考えた設計です。
K邸 （長野市）
