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輸入住宅の価値とは
2016年06月30日
皆様、だいぶご無沙汰してしまい申し訳ありません。梅雨に入り、もう季節も夏直前になってしまいましたが、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、今回は私・特命管理人Nが個人的に思ったことを交えつつ「輸入住宅の価値」について考えてみたいと思います。堅苦しく書き過ぎるのもなんなので最初に書いてしまいますが、要は「当社が建てる輸入住宅って、こんな価値があるんですよ!」ということをできるだけ分かりやすく書いてみよう、ということです(^_^)
以前もここで書いたことではありますが、やはり今でもたまに「2×4工法の家って、リフォームできないんですよね?」とお尋ねをいただくことがあります。驚いたことに、輸入住宅を手がけているビルダーさん自らがウェブサイト内で「2×4住宅はリフォームが難しい」とデメリットの一つとして挙げている例もありました。
これもやはり以前も書いたことですが、結論から申しますと全くそんなことはないのです。基本的なルールをきちんと守りさえすれば、合理的で自由なリフォームが安全に行えます。
2×4工法は「枠組壁工法」とも呼ばれ、文字通り「壁」による「面」で家を支え合う工法です。壁には建物の重量を支える耐力壁とそれ以外の壁があるので、この耐力壁さえ動かさなければ他の箇所の間仕切り壁などは自由に移動させることが可能なのです。住まわれるご家族構成の変化や、様々な理由でリフォームを考えなければならなくなった時も、全く心配はいりません。
もう一つ、思っていることがあります。それは、当社が建てさせていただく住まいには「流行り廃りがない」ということ。
移民の国・アメリカの家づくりは、欧州の家づくりをもとにかたちづくられてきたもの。21世紀の今でも、そのデザインコンセプトは深く人々の中に根付いています。そして、その住まいは手入れを重ねながら何代にも渡って住み継がれ、または新たな持ち主によって人々の人生の一部になり続けます。アメリカの住宅販売サイトを覗くと、1940年代の建物がごく普通に売られていたりします。築100年越えの住まいを街中で見かけることも全然珍しいことではありません。
もちろん一部には先鋭的でアバンギャルドなデザインの住まいも現代においては存在することは確かですが、アメリカの住まいは基本的にデザイン的な面での「新しさ・古さ」という概念が無いと言っても良いでしょう。
残念ながら、日本の住宅市場に目を向けて見た時、デザインという観点においては常に「流行」が存在するように見えます(私・管理人Nの主観です)。最新のデザインであるが故に、20年、30年と歳月を重ねた時には「古いデザイン」になってしまう。中古住宅市場で売れなければ、取り壊してまた新しいデザインの家を建てる。このスクラップ&ビルドの繰り返しが今の日本の住宅市場が持つ一つの側面ではないでしょうか。
スタイルに「流行り廃り」がない当社の直輸入住宅は、きちんと手入れさえすれば本国アメリカの住宅と同じように長く住み継いでいくことができる住宅です。子や孫、または新しい住まい手が、必要なリフォームを経つつも20年・30年・またそれ以上の歳月を経た後にも「住みたい」と思える家。当社の輸入住宅が持つ「価値」というのはそんなところにもあると考えています。
今回はこの辺で。
ではまた!