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アメリカンな家のキッチンに注目!その2 ~1950年代のキッチンから再認識すること~
2025年02月21日
2月に入ってすぐに立春を迎え、暦の上ではもう春。この冬は雪が少なかったのでこのまま逃げ切れるか?と思ったものの、最強寒波の襲来でどっさりと雪も降り、寒い日も続いていますね。本当の春が待ち遠しいこの頃です。
さて、このブログでは昨年8月の投稿でアメリカンなキッチンについて書かせていただきました。もしかしたら覚えていらっしゃる方もおられるでしょうか。そこでは当社が施工したお住まいにインストールしたアメリカンな味わいのキッチンが使いやすさにあふれているという点にスポットを当てましたが、今回はアメリカンなキッチンに注目“その2”として、1950年代アメリカのキッチンを見ながら「今」のキッチンがどのようなものかを少し考えてみたいと思います。
●1950年代アメリカのキッチンを感じてみる
1950年代アメリカのキッチンを見ながら…と言っても、私たちの手元や近くにある訳もありませんのでちょっとこちらの動画をご覧ください。4分弱なので意外と視聴しやすいですよ。
お母さんと娘さんがサンドイッチを作る、という内容ですが、どうも当時のアメリカでは暮らしのためのお役立ち動画というか、教育動画がよく制作されていたようです。テレビか映画館などで放映・上映されていたのかも知れません。2人の装いがアメリカの良き時代を感じますね!作っているサンドイッチは…よくわかりませんが、きっとアメリカらしい味わいなのだろうと想像しています(笑)。
サンドイッチの話はさておき、その背後にあるキッチンにぜひ注目してみて下さい。藤岡備建の輸入住宅に注目して下さっている方なら「ん?」と思われるかもしれませんね。キャビネットや取っ手のデザイン、全体から醸し出される雰囲気に親近感を持った方も少なくないのではないでしょうか。そう、当社が施工するお住まいで採用しているキッチンは、こちらの映像に映り込んでいるキッチンのデザインに通じるものが少なくないのです。あ、でも映像中の巨大な冷蔵庫や巨大なガスレンジはちょっと現代の日本的ではないですけども。
これを見ると、アメリカンなデザインというのは長い間変わっていない面が多々あるということがおわかりいただけるかと思います。
●藤岡備建の輸入住宅で採用したキッチンは…
それでは今度は当社が手がけたお住まいのキッチンを見てみましょう。何枚か写真をご紹介します。特に文章もキャプションも添えませんので、先ほどの1950年代アメリカのキッチンを思い起こしつつご覧になってください。
まずは上田市のK様邸から
続いて長野市のN様邸です
先ほどの映像の1950年代アメリカのキッチンと見比べて、どんな感想をお持ちになられましたでしょうか。細部は異なりますが(巨大なレンジも冷蔵庫もありませんね)、70年以上の時を経ても伝統的な雰囲気は脈々と受け継がれているように感じられます。
これは当社のアメリカンな家のスタイルに関しても折に触れて書かせていただいていることでもありますが、「変わらないデザイン」というのは、例外はあるにせよそれ自体が「完成されたもの」だと言えましょう。そしてそれは「流行り廃りとは無縁なもの」と言うこともできるのです。なので、大事に使ってさえいけばその姿はずっと素敵なまま。これは嬉しいですよね。極端な話、数十年経っても見た目の「古さ」を感じることはそうそう無いのではないでしょうか。その家で暮らすご家族が歴史を積み重ねていっても、いつまでも変わらず素敵な家と素敵なキッチン。いつの日か振り返った時に、きっと幸せを感じられることと思います。
最近は国産のキッチンでも、長く輸入キッチンを扱っていたメーカーがそのデザインエッセンスを取り入れて独自に生産している良いものがあります。もちろん水周り設備については暮らされる方のご希望第一なので各種メーカーのキッチンを取り扱うことも可能です。検討されている方や夢を描かれている方はぜひご相談下さいませ。
ではまた!
