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建物だけでなく「文化」も輸入するということ

2019年03月18日

皆さんこんにちは。
気が付けば季節は春。朝晩の寒さも和らいできましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて、このブログをお読み頂いている方々は、少なからず輸入住宅に興味をお持ちのことと思います。
ではそもそも「輸入住宅」とは、どんな住まいなのでしょうか?

「欧州や北米風のスタイル・設計で建材を輸入して、お住まいを建てる」という印象を持たれている方も少なくないかも知れません。

でも、それだけではないのです。デザインや設計、そして採用する工法を本国伝統の様式で行なうのはもちろんのこととして、藤岡備建の輸入住宅ではその国の「文化」も輸入していると自負しています。

では一言で「文化」と言っても、ではそれは何を指すのでしょうか。

古くはヨーロッパを源流としてアメリカで定着した建築様式やデザインバランス、ツーバイフォー工法自体もその国で建築に携わった方々が積み重ねてきた「文化」と言えます。そこに加え、その国ならではのライフスタイル=生活様式を踏まえた家づくりを行う。それが「文化」を輸入するということではないでしょうか。

例えば、当社の輸入住宅の代表的な特徴の一つであるガレージ。住まいと一体となったオートシャッター付きのガレージは、単なる「車庫」ではありません。愛車を安全に格納するだけではなく、様々なものを収納し、時には趣味に打ち込み、好きな飾り付けを行ない、時には家族や仲間との語らいの場となる。つまり、生活と一体なのです。例外はありますが、アメリカの住宅街ではほとんどの住まいにシャッター付きのガレージが備わっています。

ガレージの中や前で不要になったものを並べて売りに出す「ガレージセール」という言葉もあります。こうしたことから、しっかりしたアメリカンガレージの存在はまさに「文化の輸入」と言えると思います。


また、デザイン的に様々なビルダーさんで採用することが多い玄関周りの「カバードポーチ」。これにも本来はきちんと役割があります。ベンチや小ぶりなテーブルを置いて、天気の良い昼下がりにのんびりと本を読む-。そんな情景をアメリカのテレビや映画でご覧になったことはないでしょうか。そう、ある意味日本建築における「縁側」と似ているかも知れません。これも重要な文化の輸入です。


周囲の家々から見えにくい場所に中庭=パティオを設け、ご家族やご友人方とバーベキューなど様々な用途に使えるような設計を行なうことも数多くあります。これも文化の輸入です。家族でバーベキューはアメリカでは非常にポピュラーなもの。一大イベントではなくとも、昼食などで気軽に外で食事をする生活スタイルに欠かせない要素なのです。

いくつか文化の輸入について書いてきましたが、ここで一つ言えるのはこれらの文化は全て「生活に合理性を伴わせ」「家族や仲間たちと楽しく有意義な時間を過ごす」ためのものと言えるでしょう。


単にデザインの一部や装飾を施すのではなく、アメリカで普通に暮らす人々が家族や仲間と楽しく有意義な時間を過ごすための普通の「アメリカの家」。藤岡備建は、アメリカが好きでアメリカの文化をしっかりと理解していなければできない家づくりにこれからも全力で取り組んで参ります。

ではまた!

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