ＳＯＵＬのある家づくり ～注文住宅であるということ～

皆さんお久しぶりです。

新元号は「令和」に決まり、新しい時代がすぐそこまで近づいてきました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて、今までも折に触れてお伝えしてきていますので多くの方はご存知かと思いますが、当社の輸入住宅は全てお客様のご意向に沿って作り上げる自由設計です。

住まいの完成形は本当に1軒ごとに異なります。

「お客様それぞれがお持ちの好みやライフスタイル、ご家族構成を事前に詳しくお聞きしたうえで、敷地の広さや形状、方角を考慮して最適な設計プランを導き出す」。

文字にするとわずか２行で収まってしまいますが、この「自由設計の家づくり」は思うほど簡単ではありません。

限られた空間の中で、いかに使いやすく、お客様の好みも反映した間取りにするか。住まいと一体となるガレージをどう納めるか。それでいて、全体のデザインをいかにバランスの取れた見栄えの良いアメリカンデザインとして仕上げるか。そして何よりもご予算に合う内容にするか。

求められる要素をただ詰め込んだだけではカタチになりません。

打ち合わせを通じて設計士である社長の藤岡の頭の中では、アメリカでの家づくりの経験やアメリカならではの合理的で快適な居住空間づくりの知識、さらには日本で積み重ねてきた経験をもとに様々な「引き出し」を総動員して設計に着手します（何度も申し上げますが最初の基本プランづくりには費用を頂いておりません。ただ、一方でそれを良いことに図面をお書きしてもそのまま“なしのつぶて”になる方や、そのまま他の工務店に持ち込む方など。。。言い方は悪いですが、そんなとにかくシレーッとした方が多いのも事実ではありますが…）。

お客様のご要望に沿うだけでなく、その１歩先を行く「より良い住まい」を思い描きながら設計作業を行ないます。

１軒ごとに異なる条件の中、最適なプランを導き出す－。この時、社長の藤岡はしばしば「何かが降りてくる」と表現します。実際には経験値をもとに要素を組み合わせての結果ではありますが、私・管理人Ｎとしてはその時のお客様の思いと一体となった「魂＝ＳＯＵＬ」のようなものが込められていると思えるのです。

そんなプロセスを経て作り上げたプランは、ほとんどのお客様がお見せした瞬間に目を輝かせて喜んで頂けています。本当にありがたいことです。

お引き渡しの瞬間にお客様のものになる藤岡備建の輸入住宅。つくり手である私たちが思いを込めて建てたお住まいには、その時からそれぞれのお客様の魂＝ＳＯＵＬが宿り始めることでしょう。ご家族の新たな人生・暮らしのプラットフォームとして、永く時を重ねていって欲しいと心から願っています。

ではまた！