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プロデューサーとしての役割 ~住まいづくりと音楽作りに通じること~
2018年10月02日
突然ですが、「音楽プロデューサー」ってどんな仕事をされているかご存知でしょうか…?
簡単に書いてみますね。細かなところでは色々な意見もあるかと思いますが、大体こんな感じだと思います。
①アーティスト個人の音楽性を踏まえた活動の方向づけや、新たな方向性づけ
②レコーディングに向けた作家の選定やエンジニア、録音スタジオの決定
③制作スケジュールの立案と調整
④全体予算の把握と管理
1人のアーティストがアルバムをリリースしようとする時、音楽プロデューサーが担う役割は極めて重要なことがわかりますよね。もちろん、自らがプロデュースをするアーティストも数多くいるのは承知の上ですが、ここでいう音楽プロデューサーとして活躍している方々は数多くいらっしゃいます。
これ、実は私管理人Nの個人的な思いなのですが、ほぼそのまま家づくりにもあてはまるのでは?と思っています。
上に書いた4項目を住宅にあてはめてみましょう
①アーティスト=お施主様
②作家やエンジニアの選定=建材の選定や職人チームづくり
③スケジュールの立案と調整=家づくりでも同じですね
④全体予算の把握と管理=これも家づくりと同じです
そして当社の場合、そのプロデューサー役は設計も行っている社長ということになります。アーティストが持つ独自の音楽性や志向を理解せず、全体のコンセプトを曖昧なまま、単に腕のいいプレイヤーを集めたり適当な作家をあてはめたりしたら、良い作品を生み出すことはできないですよね。
家づくりではどうでしょう。
お住まいになるお施主様がお持ちの世界観や志向、ライフスタイル、そしてどんな暮らしを望まれているかを深く理解せずに、性能だけを追い求めたら…。
「住む」ということだけ考えれば高性能な住まいをつくることができるかも知れません。でも、その先に続く暮らしの中でより深い満足感や、もっと言ってしまえば「感動的な時間」を送り続けることはできないような気がします。同時に、当社がつくる輸入住宅ではそれができると考えています。
住まわれる方がお持ちの世界をいかに深く理解し、最適な外観デザインや空間作り(=設計)に取り組み、建材・設備選びにもこだわる。そして予算やスケジュール管理にもお客様の立場で最善を尽くす。その全てを俯瞰(ふかん)して世に2つとない住まいを生み出す。住まいづくりのプロデューサーとして、当社社長(とスタッフ全員)は日々感覚を磨いています。
今回は音楽づくりと住まいづくりは共通点がたくさんある、というお話でした。
ぜひ皆様のお持ちの世界感や思い、理想の暮らしをお聞かせ下さいませ。
ではまた!