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わかるお客様に特に刺さる! ~お住まいの設計に込めたこだわり~
2025年06月25日
急に暑い日が増えたかと思ったら大雨の日が来るなど、天気に振り回されそうなこの頃ですが皆さまお元気でお過ごしでしょうか?雨の日にはガレージの中の愛車を磨いたり、愛車の脇でくつろぎながらご家族やご友人たちと過ごしたりするのも良いですよね!
と、さりげなくアメリカンガレージの宣伝みたいな書き出しで始めてしまいましたが、今回は当社がつくるお住まいに関しまして、ちょっとだけマニアックな部分(多分に管理人N個人の感想ですが…)に目を向け、どんなものなのか簡単ではありますがご覧いただきたいと思います。
●「あの窓」のこと
実は、当社がつくるお住まいには「パッと見た時には気付きにくいかも知れないけれど刺さる方には刺さる」と思われる部分があるのです。まずはこちらの写真をご覧ください。何かお気付きになる部分はありますでしょうか?
いかがでしょう。もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、日本の多くのお住まいにあるような大きな「掃き出し窓」がないのです。実は藤岡備建の輸入住宅では掃き出し窓を設けることがそれほど多くありません。これはアメリカ本国における住宅スタイルのセオリーを踏まえたもので、やはり「住まいが外からどう見えるか」を意識しています。当社社長が数年前にアメリカ・シアトルの住宅地を視察してきた際の写真も参考までにご覧ください。
やはり日本でいう所の「掃き出し窓」はありません。このような現地伝統の住宅スタイルに気付かれ、当社のお住まいを高く評価して頂けるお客様もいらっしゃいます。その多くは留学やお仕事などで実際に米国での生活を経験されたお客様。彼の国で暮らした日々を理想の胸に秘めたお客様に喜んでいただけるのは当社としても嬉しい限りです。「わかるお客様には刺さるポイント」と言えるかも知れません。
ただ、お客様のご要望や立地条件等によっては掃き出し窓に近いものを設ける場合もあります。また、正面から見えない部分に設置するプランを作成しています。アメリカ本国でも、例えば高台にあって住まいの周囲に植栽があるなど、直接外から住まいの中が見えないような立地では室内から直接カバードポーチに出らえるような窓を作る場合もあるようです。
●ドーマー窓に込めるこだわり
藤岡備建の輸入住宅といえば、その特徴の一つが屋根に備えるドーマー窓。当社だけでなく、近年様々な住宅でドーマー窓を設けるケースが増えているように感じています。切妻屋根に1つ、2つと備えられるドーマー窓は、室内への採光という機能に加えて外観にかわいらしさをもたらすことからも人気が高まっているのかも知れません。そしてこのドーマー窓にも、当社はこだわりとプライドを持っています。
もちろん決まった数値はありませんが、ドーマー窓の設置には「バランス」がとても大事です。屋根に対してドーマーの幅が広すぎないか、逆に狭すぎないか。高さはどうか。更には屋根からのせり出し幅はどうか。ここのバランスが崩れると、住まいの外観が重たくなったりどこか落ち着かない雰囲気になったりしてきます。当社では北米での家づくり経験がある設計士に加え、スタッフ全員が図面を見て一番見栄えの良いバランスが取れているかどうかを入念にチェックして設計しています。余談ですが、もちろんドーマー窓を設けないアメリカンハウスの設計時にも同様に細心の注意を払っております。
このようなポイントを踏まえて作り上げる藤岡備建の輸入住宅は、先ほども少し書いたようにアメリカ生活を経験されたお客様や、アメリカの文化に造詣をお持ちの方に特に喜んでいただけています。また、こうしたお住まいはそのまま流行に左右されない家づくりへと繋がります。すなわち、住まいづくりをお考えになられている全ての方に「建てて良かった」と長く思い続けていただける住まいになると言えましょう。ご興味がある方々がおられましたら、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
ではまた!
