旅する洗面化粧台

春のような暖かさになったかと思えば、雪がチラつく寒い日。
体が悲鳴を上げてしまいそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

さてさて、今回はアメリカのメジャーなホームセンターの一つTHE HOME DEPOTのブログで取り上げられていたトピックスの中で私が「おっ？」と思ったものを（勝手に）ご紹介しちゃいます。

まずはこの写真をご覧ください。

えーと、正面に見えるちょっとオシャレな造作のもの、何だろう…？飲み物の入ったボトルとかも見えるけど…。実はこれ、Bathroom Vanity＝「洗面化粧台」なんです。洗面化粧台をリビングの一角に据えて、ちょっとしたホームバースペースにしています。HOME DEPOTのブログ記事を読むと、「なぜ洗面化粧台はバスルームの中、と決まっているのでしょう？」と、常識に異を唱えています。なるほど。

ちなみに上のバースペース、当然ながら給排水機能を有し、洗面ボウルもあるのでドリンクを作る一連の作業が台所へ行かなくてもできる！…といった点をメリットとして挙げています。

他にもこんな提案もありますので見てみましょう。

コーヒーステーションとして機能させる提案です。収納もあって便利。自分で選んだ豆を挽いて、じっくりコーヒーを淹れるのが静かなブームにもなっている今、注目する方も多いのではないでしょうか。

こちらは絵などを描くアトリエor工房に置く提案。水廻り設備があるのは嬉しいですよね。

ちょっと違う発想で、Bathroom Vanity＝「洗面化粧台」を機能させる。これができるのも、表面材に様々な樹種を用い、好きな色合いを選べるアメリカの伝統的フォルムを纏った洗面化粧台だからできること。バスルームや脱衣室から飛び出した洗面化粧台が旅をして「そこ」にふと存在しても、空間と溶け合う存在になってくれそうです。

こんなふうに考えていくと、家づくりがもっと楽しくなりそうですね。

今回紹介したTHE HOME DEPOTのブログページはこちらからご覧になれます。
→ THE HOME DEPOT BLOG “Bathroom Vanities in 4 More Unexpected Places”

ではまた！