一番素敵なところが見えるように　 ～アメリカの住まいの向き～

みなさんお元気ですか？徐々に春の訪れを感じられる日も増えてきましたね。

さて、今回は住まいの佇まい、それも「向き」について少しだけ書いてみたいと思います。

皆さんが日々過ごされている街を眺めた時、色々なお住まいが目に入りますよね。
ちょっと気をつけて見てみると、玄関が色々な方向に設けられてはいませんでしょうか？
道路からアプローチを設けて西側や東側に回りこんだところに玄関を、といった感じのお宅も少なくないかと思います。

これは日当たりを重視して部屋の方角を決めていることを表しています。
「豊かな採光」「南向きの明るいリビング」などのキーワード、よく耳にしませんか？

でもちょっと考えてみましょう。
日当たりを重視して部屋の向きや玄関の場所を決めたことで、道路からはお住まいの側面や、
裏側が見えていることになっていませんでしょうか。

当社では、それはちょっと勿体無い、と考えます。
何故なら、玄関周りはまさに「家の顔」だからです。お住まいの一番素敵で、格好の良い部分です。
敢えて通りから見えない場所に設置するのはちょっと勿体無いですよね。

実は、アメリカでは住宅街の住まいはほぼ全てと言っていいほど玄関が通りに向いて建っています。
これはやはり「住まいの一番のビジュアルを、一番よく見えるように」との考え方が根底にあるからです。

当社社長が以前アメリカ・シアトルの住宅街で撮影してきた写真を何点か見てみましょう。

いかがでしょうか？
見事なまでに道路に面して建っていますよね。

住まいのスタイルがとても重視されているのは日本もアメリカも同じだと思います。
でも、アメリカの場合はその重視する度合いが違いますね。

「家の玄関？そりゃ真正面に向けるに決まってるじゃないですか！え？日当たり？玄関の向きを横向きに？何ですかソレ？Oh！」

…というのは私の想像100％ですが、そこには強い意思を感じます。

当社で住宅のデザインをご提案させて頂くときは、もちろん敷地の向きや形を重視しつつも
「一番格好良く見える角度」を考えています。
多額のお金をかけて建てられるお住まいならば、外から眺めるたび、帰ってくるたびに「我が家は格好いいな、素敵だな」と、
ずっと思ってもらえるようなお住まいをつくり上げたい。

当社の輸入住宅は、お客様のご要望をお聞きしつつ一から設計をしていく自由設計です。
多くの方が住宅ローンを組まれるかと思います。少なくない年月をかけてローンをお支払いされるお施主様に、
ずっと惚れ込んで頂けるような住まいづくりをこれからも続けて参ります。

当社では、基本プランのご提案に費用は頂いておりません。どうぞお気軽にご相談下さいませ。

ではまた！