アメリカン･ダニッシュという提案　 ～「粋」を感じるシンプルなフォルム～

寒さも徐々に厳しくなり、もはや２０１７年の足音が聞こえてきそうな気配となってきましたが皆様お元気でしょうか？この間息子２人が相次いで風邪をひき、家の中がドタバタだった管理人Ｎです。

さて、今回は当社で施工した新しいお住まい、千曲市のＳ様邸をご紹介しようと思います。
まずは外観をご覧下さい。

今まで当社が作り上げてきた建物とはちょっと違う雰囲気を感じていただけているでしょうか。

今回の新築にあたり掲げたコンセプト。それは「アメリカン･ダニッシュ」という考え方です。
ダニッシュとは「デンマーク風の」という意味合いです。

「アメリカの中になぜデンマークが？？」と思われるかもしれませんね。
アメリカは移民の国。そのルーツもイギリス、ドイツ、イタリアとヨーロッパ各国と多岐にわたっていますが、デンマークも例外ではありません。

新天地･アメリカでは同じルーツを持つ人々が集まってコミュニティをつくり、各地で暮らすようになりました。デンマークをルーツに持つ人々のコミュニティで、私が知っている街ではカリフォルニア州のSolvang＝ソルバングという街があります。

そして、今回のお住まい＝アメリカン･ダニッシュの家は、そんな街で見かけそうなフォルムが特徴です。シンプルな、日本風に言えば切妻の屋根に、小気味良くリズムを刻むように配置された小ぶりな窓。少し憂いを帯びたようなブルーの色調に合わせたのは、縦のサイディング。それでいて、完全にヨーロッパ調ではない、そこはかとなく粋に漂ってくるアメリカンな雰囲気にちょっと見惚れてしまいます（個人の感想です・笑）。

当社が１から設計してつくりあげる輸入住宅のデザインには、必ず裏づけがあります。設計者でもある当社の社長が自らアメリカの建築現場で学び、文化を吸収した経験のもと、暮らしやすさ・使いやすさを追及して日本での暮らしにフィットする住まいとして生み出しています。これは、当社の住宅デザインがいつまでも古びない理由の一つでもあります。

使い込むほどに味わいが増す当社の輸入住宅で、新しい暮らしを充実させていただきたい。当社はいつも願っています。

ではまた！

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