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「変わらない」という価値

2016年11月23日

当社が手がけている米国からの直輸入住宅。
アーリーアメリカン、アメリカンカントリー、ジョージアン、スパニッシュ、イタリアン、そして最近ではアメリカン・ダニッシュと、様々なスタイルのアメリカン住宅をつくり上げてきています。

移民の国アメリカにおける住宅のデザイン・スタイルは、それぞれの母国の住まいの流れを汲みつつ、大らかなスタイルと暮らしやすさを備えた「アメリカの家」として定着しました。
その完成されたデザインコンセプトは細部の革新を経ながらも現在に至るまで長く愛され続けてきています。100年をゆうに超える住まいが今でも普通の家として人々の暮らしの場となっているのはその表れの一つと言えましょう。

ワシントン州・シアトルにある築100年超えの家

ワシントン州・シアトルにある築100年超えの家

長野県中信地区のN様邸。ジョージアンスタイルが風格を漂わせます

当社施工・長野県中信地区のN様邸。ジョージアンスタイルが風格を漂わせます

こうした「アメリカの家」は流行に左右されることがないため、長い時間を経てもそのスタイルが古臭さを帯びる心配がない、ということは私も折に触れてお伝えしてきた通りです。

しかしながら、改めてアメリカの家が「いくつもの時代を経た今でも変わらず愛されている」という事実を考えてみると、その筋の通り加減と言いますか、不変かつ普遍的なパワーに驚かされます。

例えば、この100年という間に社会ではどのようなことが起こったでしょうか。アメリカでも産業界では大きな進歩があり、戦争も経て、人々の暮らしは激変しました。21世紀に入ってからはIT化も進み、社会のシステム自体が大きな変化を見せています。

もっと具体例を上げてみましょう。例えば車。アメリカの100年前の車と、今の車ではどこが違うでしょうか?タイヤが4つでハンドルが1つ、という点以外に共通点を探すことすら難しいかも知れませんね。

音楽ではどうでしょうか。例えばアメリカなら、ブルースやジャズを経てロックンロールが誕生し、ジャンルの細分化と融合が進み、現代ではさまざまな音楽が存在しています。

このように、人々を取り巻く環境が激変した100年だったと言える中、アメリカの住まいに目を向けてみると…
先ほども書きましたように、100年前の家が普通に使われていても全く違和感がないくらい、変わっていないですよね。

これ、実は凄いことなんじゃないかと思うんです。
一つの文化としての根付き方、定着の仕方が。
まったくブレないかたちで、時代を超えて存在し続ける、アメリカの住まい。
すごく文化的に価値があることだと思っています。

ワシントン州・シアトルにある築100年超えの家(その2)

ワシントン州・シアトルにある築100年超えの家(その2)

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当社施工・長野県東信地方A様邸。伝統を感じさせるスタイルです。

「当社がつくりあげるアメリカからの直輸入住宅は、流行とは無関係」という理由を、私が書こうとするとこういう感じになる、と考えながら書かせていただきました。

そんなアメリカ直輸入の住まい、もっともっと多くの人に知ってもらいたいな、と思っています。

ではまた!

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