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暖かさを住んで実感!!2×4工法のガレージハウス

2020年02月07日

もので今年も気が付けばもう2月。皆様いかがお過ごしでしょうか?

毎回書いているような気も致しますが、藤岡備建は変わらずガレージハウスづくりに取り組んでいます。施工中のお住まいの完成を心待ちにしているお客様、そして新たに新築を検討される中、当社ショールームに足を運んで下さるお客様など、皆様に感謝しつつ業務に取り組んでおります。

 

  • 求められる「暖かい家」

2月といえば、一番春が待ち遠しい頃。今年はこのブログを書いている時点では雪も少なく、暖冬といえる状況ではありますが、長野の冬は寒い!の一言。早く暖かい季節が来ないかな、と心待ちにする方が増えるのが2月ではないでしょうか。そんな土地柄の長野ですから、住宅の新築を考える際「暖かい家に住みたい」と考える方が多いのは自然なこと。住まいが持つ性能を気にする方が多いのも頷けます。この背景を踏まえて、断熱性能や気密性能について各種の計数などを前面に出し、高性能な住宅であることを前面に出しているビルダーさんも数多く見受けられます。

 

  • 登場した様々な「断熱」と高まった意識

もうだいぶ前ですが、新築住宅の世界で高気密な建物工法や断熱手法、断熱性能に関して活発な論議が交わされた時代がありました。工法や断熱手法は何が優れているのか、断熱材の素材は何がいいのかなど、ビルダーも断熱材メーカーもアピールに力を入れていました。新たな断熱素材の登場も相次ぎ、長い歴史を持つグラスウールやウレタンパネルなどに加えて古紙を原料とするセルロースファイバーや羊毛断熱材、現場発泡のウレタンといった製品が登場。それぞれの断熱材を使った住まいの性能を表す数値(気密係数や断熱係数など)も相次いで示されたことから、住宅を新築しようとする方々の意識も高まって、示された性能をビルダー選びの基準にする方も増えました。

 

  • 気密性・断熱性に優れた2×4工法

前述したような様々な議論は、実はその多くが在来工法(木造軸組工法)の世界で行なわれていたことと私たちは捉えています。在来工法は「柱」を組み合わせて建物の構造をつくり上げる工法で、建物の強度を上げるために柱と柱の間には「筋交い(すじかい)」と呼ばれる斜めの木材を入れています。このため壁構造は複雑な形状になります。複雑な形状になると、断熱材施工の難しさが増していくのです。すき間が生じてしまえば断熱効果が薄れてしまいますし、結露の原因にもなってしまいます。これを解消するために開発されたのがセルロースファイバーや現場発泡ウレタンなど、現場で直接吹き付けるタイプの断熱材と言っても過言ではないでしょう。

これに対して、当社で採用している2×4工法は、簡単に言えばパネルを組み合わせて箱のような形状をつくり、建物全体を「面」で支える方法です。建物の構造に柱を使わないこの工法はもともと気密性が高いのが特長で、筋交いも不要なため壁の構造がフラットで単純なものとなり、効果的な断熱施工が可能なのです。2×4工法に効果的な断熱施工を組み合わせることで、気密性にも断熱性にも優れた住まいが出来上がるのです。

 

  • 「普通でスゴい」断熱材、それはグラスウール

藤岡備建では、2×4住宅に16k(1㎥で16キロの重さという密度)のグラスウール断熱材を使用しています。グラスウール自体は広く使われている断熱材で、特に珍しいものではありません。言って見れば「普通の断熱材」です。では、性能もそれなりなのでは?と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことは全くありません。

グラスウールは、空気を多く含んだ断熱材です。サイズは様々ですが、タテ2m×ヨコ40cm×厚さ10cmのようなかたちでパッケージになっていて触ってみるとフカフカしています。グラスウール断熱材を2×4工法の建物に隙間無く施工することによって、非常に優れた断熱性能を発揮するのです。原理としては、ダウンジャケットを思い浮かべてみて下さい。モコモコしたダウンがいくつもの部屋に分かれて入っていますよね。内部に含まれた空気層が断熱の役割を果たすため、着ているととても暖かいのです。前述のように、2×4住宅の壁はグラスウールを規則的に施工しやすいので、いわばダウンジャケットを着ているかのように暖かな環境を作ることができる「普通でスゴい」断熱材なのです。

グラスウール断熱材の製品イメージ(写真はマグ・イゾベール社のサイトより)

 


グラスウールには24kというような高密度の製品も存在します。しかし、密度がただ高ければいい、というものではないとも考えています。ギッシリと詰め込むように施工することになるとグラスウール内部の空気層が少なくなり、熱伝導率が上がりかねないからです。適度な密度のグラスウールを使用することで十分であると考えています。

また、その性能を最大限に発揮するには「正しい施工」が必要です。施工などについて詳しくお知りになりたい方はぜひ当社ショールームにお越し下さい。社長の藤岡が丁寧にご説明いたします。

 

  • お客様も驚く暖かさ

藤岡備建の輸入住宅は、アメリカからそのまま運んできたかのような佇まいのガレージハウスとしてアメリカンなライフスタイルを好まれる方々を中心に大きな支持を頂いています。そのデザイン性や漂う雰囲気に大変ご満足頂けているのですが、同時に寄せられる声があります。それは「想像をはるかに超えて暖かい」という声です。お客様とお打ち合わせの際、よく尋ねられるので「暖かい家になりますよ」とお伝えしていますが、実際にお引渡しを終えて暮らし始めてみるとその暖かさに驚いた、と仰るのです。

最近のお客様で、困ったような口調でお話をされた方がいらっしゃいました。聞くと「すごく暖かい。余りに暖かすぎて薄着をして、夏用の寝具で寝ている」というのです。その場合はエアコンを切るくらいしか方法がありません(笑)。エアコンをフル稼働させなくても暖かさが保てる、ということは省エネ性にも優れている、ということです。また、冬場の暖かさに貢献する住まいは、夏の暑さにも対応すると言えます。

優れた構造の建物に、優れた性能の断熱材を正しく施工する。必然的に気密や断熱にかけるコストも抑えることができてきます。それでいて冬暖かく、夏涼しく過ごせる住まい。それが藤岡備建の輸入住宅なのです。

気になる点やお知りになりたいことがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしています。

ではまた!

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